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2013年3月

狂犬病予防注射は、いつでもご予約不要で接種可能です。

4月1日より受付しております、

狂犬病予防法で定められた、狂犬病接種にあたっては、ご予約は不要です。

当院の診療時間内でしたら、いつでも注射が受けられます。

また、4月30日(書類上の狂犬病予防注射集合注射期間)以降であっても、

4月中と変わらず、同じように受けられますので、

お気軽にご来院ください。

(※4月30日という日付は、書類上のことです。患者さまにとっては何ら変わることはありません。)

 

 

<狂犬病注射済票の交付に関するご案内>

●小平市にお住まいの方

お会計時にお渡しいたします。

●小金井市にお住まいの方

後日、当院より郵送いたします。

●その他の地域にお住まいの方

狂犬病注射証明書を発行いたしますので、お住まいの地域の指定に従いお手続きください。

 

<お持ちいただくもの>

・平成25年度 狂犬病予防注射済票交付票

(裏の問診欄をよく読み、ご記入いただいたうえでお持ちください)

・注射費用・狂犬病予防注射済票交付料

(狂犬病予防注射を接種するときは、クレジットカードはお使いになれません。

現金でお持ちいただけますようお願いいたします)

 

 

 

例年、4,5,6月は院内が混み合います。

リードをつける、ケージから出さないなど、

事故防止にご協力をお願い致します。

 

また、当院は、わんちゃんのほかに、ねこちゃんの診察も行っております。

ねこちゃんは、どんな小さなわんちゃん、優しいわんちゃんであっても、

自分の入っているケージをわんちゃんに覗かれたり、

すぐそばで匂いを嗅がれたりするだけで、

怖がってしまい診察がスムーズにできなくなることがあります。

診療を円滑に進めるためにも、

待合室では、極力ねこちゃんにはわんちゃんを近づけないよう、

ご協力をお願いいたします。

<子宮の病気>

わんちゃんの子宮の病気で、もっとも診断することが多いのが、

子宮蓄膿症ですが、今回はちょっと違った症例を掲載してみます。

 

「だんだんお腹が張ってきた」と飼い主様が心配されて来院されました。

お腹が張った状態の写真です。

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だんだんお腹が張ってきていましたが、

元気もあり、食欲もあり、うんちもおしっこも通常通りでした。

血液検査の結果も特に問題ありませんでしたが、

超音波エコー検査で、明らかな液体の貯留がありました。

液体の正体は実際にお腹を切らないとわからないため、

飼い主さんに同意を得て、手術実施いたしました…

お腹が張っていた原因はやはり子宮に貯留物が溜まっているためでした。

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表面を切って確かめてみると、

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膿ではありませんが、水様の液体が溜まっていました。

膿が溜まっていると「子宮蓄膿症」ですが、

今回は水が溜まっていたので、「子宮水腫」になります。

子宮蓄膿症だと、元気・食欲がなくなりお水ばかりを飲むという症状が現れやすく、

血液検査でも異常値を示すことが多いので、

比較的病気を見つけやすいのですが、

子宮水腫の場合は、今回の様に元気もあって、あまり危機的な様子は見受けられません。

ただし、放っておくと子宮が破裂したり、腸管を圧迫したりすることも考えられますので、

元気なうちに、早めに手術を実施されることをおすすめいたします。

 

  

お手伝い

 

 

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happy011987年に開業しました。

 


27歳の私達に大事なコの診察をさせてくださった飼い主様に

 


   

 

「ありがとうございます!」

 

   

 

と御礼を申し上げます。

 




 

あれから20数年たちました。

 

 

 




今では、望めば高度医療も受けることができるようになりました。

 


動物達の寿命も長くなり、飼い主様と一緒に過ごせる時間ものびました。

 


ホームドクターとして当院での治療はここまでですが、

 


もっと飼い主様の希望にかなうかもしれない治療を受けることができるかも、と提案することもあります。

 


飼い主様とたくさんお話をし、動物を診たうえで二次病院に診察依頼をしています。

 


その後の治療経過や動物の状態については、依頼先の病院からの連絡や飼い主様のご連絡により、

 


当院のスタッフは喜んだり悲しくなったりとしています。

 


でも、そのコの状態がわかることで、

 

 


 

頑張ってるんだね、頑張れよ!

 

 

 


と思っています。

 

獣医師、看護師、トリマーそれぞれが、そのコのことを同じ思いでいるのです。

 


  

いつまでも、元気でいてね!

  

 

 


って思っているのです。

 


でも、寿命ってさけられないのだなとも感じています。

 


一緒に過ごせて楽しかったね、良かったね

 

 


と思っていただけるお手伝いができたらよいなと思います。